ニーハイやけ

ロードバイクアヘアヘ日記

ロードバイク用ハンドルカバー自作

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朝は氷点下まで冷え込むこの季節。ロード乗りというか、ロードバイクで自転車通勤する者にとってこの季節を快適に過ごせるかどうかで、随分と心持ちも変わって来ます。

シティサイクルMTBなら、指先の感覚がなくなることもないと思うのですが、ロードバイクのスピード域(〜40km/h)だとそうもいかず。極寒用グローブでも限界があるし、快適さと引き換えに操作性にも難が出て来ます。

要は防寒より防風。風さえなければそこまで分厚いグローブも必要ない。

 

ということでハンドルカバー自作しました。

 

 

と言っても実は2作目なのですが。

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数年前も同じ素材、同じ形式で作りました。しかも市販のものには下ハンが握れるタイプがなかったので、下ハンもしっかり握れるように作りました。

しかし、10速の105(5700)のレバーより、現行105(5800)のレバーが若干長いらしく、ハンドルカバーMark.1では、レバーの先と干渉するので、Mark.2を制作することにしました。

 

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ガテン系のお店に売ってあるネオプレーン靴下。長靴の中に履くようなもの。できればLかLLサイズガオススメ。1,000円以下である。

 

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作り方は簡単。

ネオプレーン・ソックスの甲側を開き、裏返す。裏返さなくてもいいけど、ステッチが見えない方がいいかなと思いました。足首の上あたりで斜めにカット。長さはハンドルに原寸合わせで決めてください。長すぎると固定力が弱まり、短いとブレーキレバーの先端が引っかかります。土踏まずあたりの通気孔もボンドで塞ぐ。

ソックスのつま先側にハンドルのエンドがきます。外側から結束バンドで固定すればいいので、ちょっとだけフィットさせる形状にすぼめる。

肝(きも)はブラケットの頭に固定するための筒状の部品(サイズは任意)を内側に接着する。余った部分で十分作れると思います。

収縮性のある素材なのでブラケットの頭に引っ掛けるだけで落ちない。

あ、ボンドはホムセンとかに売ってあるゴム系ボンド。2〜300円くらい。ネオプレーン素材にボンドが染み込むので、2度塗り推奨。ちなみに仮止めのつもりでホッチキスをバンバン使っておりましたが、そのままにしています。

 

速乾性といえども、冬は一晩くらいで接着完了。 

※失敗しても自己責任でお願いします。

 

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今朝の気温はマイナス2度。でもハンドルカバーの中は秋冬用グローブで問題なし。

 

このハンドルカバーのキャッチフレーズを謳うならば...

 

〜コタツの魔力を真冬のドロップハンドルへ〜

 

かな。

1,000円程度で真冬の快適さを手に入れられるなら安いもんです。指先の感覚がなくなると、操作性や安全性にも問題が出てくるので、カッコとか言ってられない場合もありますしね。

 無いものはつくる!そう、ロード乗りならね。 

 

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ついでにフェイスマスクも初めて装着。

これも快適。呼吸ができるのでアイウェアもあまり曇らない。もっと早く使えばよかった。カッコとか気にしないとなんでもできる。おばちゃんたちのフェイスバイザーの気持ちがわかってキタw