ニーハイやけ

ロードバイクアヘアヘ日記

ロードバイクのフレーム考察

 

Tarmac sport sl4を3台目のロードバイクに迎えて、そろそろ500kmは超えたと思うので、クロモリのRaleigth CRF、Giant TCR advancedsl1と乗り比べた印象を記録したい。※素人の感想ということを考慮の上

 

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3台目ともなるとポジションもすぐ決まりました。身長171cmの短足オヂサンのサドル高はBBまで68.5cm。だけどハンドル落差は車重との兼ね合いでそれぞれ違う。ステム長は3台とも100mm。

 

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一番ハンドルが低いのはTCR。これは車重が一番軽い(6.8kg)からか、登り時に身体が置いていかれるのを押さえつけるように、フロントに荷重をかけるため。

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登り専用仕様。

 

先日、Tarmac sport sl4で300mスプリントをしてみましたが、45km/h以上の伸びがあまりなかった。25〜40km/hまではすごぉく気持ちよく加速するのですが、高速域が「あれ?!」って感じだった。

くねくね具合が掴めなかった。(この点Raleigth CRFは何百回もスプリントしてるのでくねってもコントロールできる)

 

 

 

剛性感。 

 

平地巡航におけるTCRの低速・中速域は平凡です。リアの振動吸収性は抜群だけど、リニアな加速感で『踏んだシコ』以上の感動はない。ただし高速域になると「待ってました!」とばかり反応してくれます。スプリントしても50km/hからさらに加速できるポテンシャルを垣間見せてくれる。(できるかどうかは別)

 

対して、Tarmac sport sl4は低速・中速域の加速感が良い。クロモリRaleigth CRFの3〜4km/h増しで加速してくれます。特に緩斜面の加速が良いです。Raleigth CRFで息が切れていた同じ坂をスイスイ登ります。ウィップ(?)というものかもしれませんが、ノビがある。この感覚はクロモリのCRFよりも早い感じ。

 

ただしそれはシッティングに限った話です。

 

金峰山を峠の茶屋から頂上まで、ほぼ全てダンシングできてたTCRでしたが、Tarmac sport sl4では無理でした。体幹が弱っているからか?加齢か?と思いましたが、後日改めてTCRで登ったら、なんてことなくダンシングで登れました。

 

ということで、これは車重ではなく剛性でしょうね。フレームの性格。

 

TCRの高速域・登坂時のポテンシャルは底なしです。自分の脚力では計り知れない。はっきり言ってバイクと乗り手の実力が釣り合ってない。

 

対してTarmac sport sl4はシッティングに醍醐味がある。中低速の加速感は本当に気持ちいい。なので、ストップ&ゴーの多い通勤や平地メインの長距離などはまさに最適。欲を言うなら、一つ上のグレード10rカーボンも乗ってみたい。きっともう少し高速域・登坂時の剛性感は高いだろう。

 

Tarmacの購入を考えている、インプレが気になる方の参考になればと思い記録してみました。

 

fact 9rカーボン。性格はよくわかりました。

乗りこなせるように精進します。